【初心者必見!】洗車の方法を基本から紹介!どれくらい時間がかかるかも含めて解説!(洗い方〜使用する道具)
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基本的な洗車の手順や使用する道具の使い方、ワックスの種類なども含めて洗車初心者が知っておくべき内容を解説しています。
洗車の手順
まずはおおまかな洗車の手順について説明していきます。
基本の洗車
普段の洗車は下記の手順で行っていきます。
- 車全体を水で濡らす
- カーシャンプー等で汚れを落とす
- カーシャンプーを洗い流す
- 柔らかいタオルで水分を拭き取る
コーティング施工車であれば基本的にこの手順でOKです。
所要時間は大体1時間くらいで終わることが多いです。
しっかり洗車する場合
ボディの傷が気になる時や、数ヶ月に1回は下記の手順でしっかり洗車していきます。
- 車全体を水で濡らす
- カーシャンプー等で汚れを落とす
- カーシャンプーを洗い流す
- 柔らかいタオルで水分を拭き取る
- 半ねりワックスで水垢などの汚れを取り除く*
- コンパウンドで小傷を消す*
- コーティング剤で仕上げる
1~4までの手順は基本形と同じですが、5~7でさらに綺麗に仕上げていく感じです。
5,6については場合によっては省略することもあります。
私の場合は基本的に1~4と7を普段の洗車で、1〜2ヶ月に1回は5,6も行うことが多いです。
7は液体タイプのコーティング剤でささっと仕上げる感じです。
数ヶ月に1回行うメンテナンス
半年に1回くらいのペースでガラス面の油膜とりも行います。
普段乗っていると気がつかないですが、意外とガラス面の油膜って視認性に影響するので半年に1回くらいは油膜とりを行うことをお勧めします。
また、タイヤについても1〜2ヶ月に1回はタイヤワックスを塗布しています。(気になった時にって感じなのでまちまちです。)
ガラス面と同様に気がつきにくいですが、タイヤワックスを使用するとかなり見た目が変わってきます。
使いすぎるとかえってタイヤを痛めてしまう可能性もあるので気になった時にくらいの頻度でOKで、使用する商品はダメージの少ない水性タイプがお勧めです。
洗車に適した環境を知る
まずは洗車に適した環境について説明します。
地面
地面が土だとかえって車が汚れてしまう可能性があり、地面が砂利だと洗車中に砂埃が舞ってボディに付着する可能性があるので地面がコンクリートの場所を選びましょう。
天気
洗車で一番気をつけるべきことは「付着した水分が乾燥してしまうこと」です。
そう考えると洗車に一番適した天気は「曇り」だと思います。
晴れの日もいいですが、ボディから水分を拭き取る前に乾いてしまい、水垢やウォータースポットの原因になる可能性があります。
特に晴れの日は気温が低い時間帯(朝や夕方以降など)を選んで洗車をするのが望ましいです。
個人的には雨の日も悪くはないと思います。メリットとして「他に洗車をしている人が少ない」ので場所待ちなどをせずにのんびり洗車ができるからです。
とはいえ、洗車後に雨の中を運転して帰るとその時に汚れてしまうので、屋根付きの駐車場に車を駐車していて帰宅後にボディの拭き上げがあできる人限定かなと思います。
車に付着する汚れの種類を知る
「汚れ」と一言に言っても、屋外を走る車には様々な汚れが付着しています。
汚れの種類を解説していきます。
汚れの種類 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
水垢 | ボディに付着した水分が乾いたことで発生する。 | 洗車後にボディに付着した成分を素早く拭き取る。 特に晴れている日は水分の乾燥するスピードが早いので急いで拭き取る必要があります。 |
ホコリ | 大気中を浮遊しているホコリが付着することにより発生します。 風が強い日などは特に付着しやすいです。 | ホコリが付着しないようにすることは不可能なので、定期的に洗車をしてこまめに取り除く必要があります。 ホコリが付着した状態を長時間放置しておくと塗装剥がれなどの原因にもなります。 |
泥 | 雨の日や雨上がりに舗装されていない道路を走行した時にタイヤや車体の下部に付着しやすいです。 | こちらも定期的に洗車をして取り除くことが重要です。 |
スス | 主に排気ガスの中に含まれており、ホコリと同様に待機中を浮遊しているものがボディに付着します。 | こちらも定期的に洗車をして取り除くことが重要です。 |
ウォータースポット | ボディに付着した水滴を長時間放置することにより、その水滴が虫眼鏡と同じ原理で光を集めることによりボディにダメージを与えることをいいます。 | 水垢と同様に洗車後にボディに付着した成分を素早く拭き取る。 特に晴れている日は水分の乾燥するスピードが早いので急いで拭き取る必要があります。 |
イオンデポジット | ボディに付着した水分が乾燥した時に、水分の中に含まれるカルキや塩素などがボディに残留することを言います。 | カルキや塩素はボディの塗装にダメージを与える可能性があるので、水垢やウォータースポットと同様に、ボディに付着した水分をなるべく早く拭き取ることが重要です。 |
樹液・樹脂 | 樹木の近くに駐車した際に、樹木から出てくる樹液はボディに付着すると汚れの原因になります。 | なるべく樹木の近くには駐車しないことと、樹液が付着していることに気がついたら早めに拭き取ることが重要です。 |
塩害 | 海の近くで潮風を浴びた場合や、雪道に散布される除雪剤がボディに付着することが原因で発生する。 | 塩害の原因になる場所を避ける他には、定期的な洗車で取り除くことが重要です。 |
鉄粉 | 肉眼では確認できないレベルの鉄の粉で、車の光沢を損なうだけではなくボディの錆の原因になる。 | 通常の洗車だけでは鉄粉の除去はできません。 専用の洗剤などを使用して取り除くことができます。 |
洗車に使用する道具の種類
次に洗車をする際に使用する基本的な道具について解説します。
シャンプー(カーシャンプー)
ボディに付着した汚れを取り除くために使用します。
価格や用途など様々な種類のカーシャンプーがあり、目的に応じて使い分けをする必要があります。
ボディにコーティングをしている場合は要注意で、シャンプーの種類によってはコーティングそのものを剥がしてしまう成分が含まれる場合もあるので各商品の商品説明をしっかり確認してから使用してください。
カーシャンプーの注意点
また、ほとんどのカーシャンプーは「中性」ですが洗浄力が強いと謳っている商品は「アルカリ性」や「酸性」のカーシャンプーである場合が多いです。
「アルカリ性」や「酸性」のシャンプーは洗浄力が強いので汚れが酷い箇所には適してますが、ボディの塗装面を痛める可能性があるので個人的にはお勧めしません。
使用する場合も汚れがひどい箇所だけに使用して汚れを落とす方がお勧めです。(そもそも汚れがひどくならないようにこまめに洗車をするのが一番お勧めです!)
洗浄力の優しいシャンプーで定期的に洗車する方法が一番です。
洗浄力の優しいシャンプーでオススメなのは「シュアラスター カーシャンプー」で、2016年7月の発売から今でも人気のあるロングセラー商品です。
ワックスについて
大きく分けると「固形・半ネリタイプ」「液体ワックス」の2種類あって、カーシャンプー同様に用途に応じて様々な種類があります。
主な用途としては「艶出し」「水垢落とし」「撥水加工」などでボディのコンディションを整える用途のものが多いです。
固形・半ネリタイプ
後述する液体タイプと比較して性能は高く、耐久性も高いものが多いです。
デメリットとしては施工するのに時間がかかるのと、寒い時期はワックス成分が固まりがちなので伸びが悪くムラができる場合があります。
コンパウンド入りのワックスを使えばボディのコンディションを整えることができるので、数ヶ月に1回は使用して普段の洗車では取りきれない水垢などを取るのにお勧めします。
液体タイプ
商品によって性能は様々ですが液体タイプのワックスも年々レベルが上がってきてますが、諸々の性能は「固形・半ネリタイプ」の方が高いです。
とはいえ、簡単に施工できるので日々の洗車では液体タイプのワックスで問題ないと思います。
固形・半ネリタイプとうまく使い分けていくことが重要です。
どのワックスを買うか迷った場合はAmazonのランキングでも上位の「CCウォーターゴールド 300ml」を使っておけばOKです。
スポンジ
洗車に使用するスポンジには大きく2種類あります。
ウレタンスポンジ
いわゆる、一般的なスポンジです。
どのスポンジを使用する際も同じですが、強く擦りすぎるとボディに傷が入ってしまうので力を入れすぎずに優しく擦ることが重要です。
何度も優しく撫でることでじわじわと汚れを落としていくイメージです。
ムートンタイプ
ひつじの毛を使ったタイプのものを指します。
ただ、実際にひつじの毛を使っているものは高額なので、ふわふわの形状のものを総称でムートンタイプと呼ぶことが多いです。
通常のスポンジよりもボディに付着している汚れや埃をキャッチする力があります。
ムートンタイプでオススメなのは「TARO WORKS 洗車 スポンジ 洗車ミット ムートンファイバー」です。
毛足が長いので洗車時にボディを傷つけてしまうリスクを下げることができます。
まとめ
今回は基本的な洗車の仕方や、使用する道具について紹介しました!
洗車にはNGな方法はありますが、絶対的な正解はないので皆さん各々がやりたいようにするのが正解かなと思ってます!
やりたい形の洗車を定期的に行うことが愛車を綺麗に保つコツだと思っています!